仮想通貨

仮想通貨をゲームオブスローンズの登場人物で例えた記事が面白い – その2

仮想通貨がまた盛り上がりそうだね

2019年4月2日のビットコイン相場が13時ごろより突如高騰し、話題となりましたね。原因について調べてみると、「仮想通貨取引所に対する金融庁の漸進的な規制」といった間接要因であったり、楽天Yahoo!といった巨大企業の仮想通貨事業参入」が原因であると語ってみたり、「突如5000USドルをつぎ込んだ謎のバイヤーの存在」などなど、みんな好き勝手に記事書いてます。

仮想通貨ブロガーはこぞって買いを煽りますが、これはあまり良い傾向ではありません。先日も日本国内の主要な仮想通貨取引所の1つであるZaifが、不当に買いを煽る内容のメールを配信したとして、協会から厳重注意を受けた上、公式に謝罪するというプチ事件がありました。

仮想通貨業界にはあまりにも情報が溢れすぎていて、しかもそのほとんどが信頼性のないものです。実名も分からないブロガーの記事やツイートを見て仮想通貨に投資・投機してみても、一部のリッチメンの養分になるだけなので、一般人は仮想通貨にはお金を使わないことを推奨します。

続けていくよ

さて、前回の記事(仮想通貨をゲームオブスローンズの登場人物で例えた記事が面白い)では、タイトルの通り、海外で絶大な人気を誇るドラマ「ゲームオブスローンズ」の登場人物に仮想通貨を例えていく記事Understanding Cryptocurrencies: Game of Thrones Edition“(直訳:仮想通貨を理解する: ゲームオブスローンズ版)を紹介しました。

今回はマイナーな通貨に焦点を当てつつ、引き続き紹介していきたいと思います。ドラマを見たことがある方は、ストーリーを思い出しながら読んでいってください。

まとめの振り返り ~ あの通貨は、あの人物

再掲です。仮想通貨と人物のマッピングをまとめた図がこちら。

Images: (1) DeviantArt; (2) http://vsbattles.wikia.com; (3) ZiNGPop Culture; (4) Tumbler; (5) FunMozar

順番に見ていきましょう

まずはこの仮想通貨です。

Zcash(ZEC) / ヴァリス: このコインは秘密のベールに包まれており、かつ通貨の「支配者」でも「コントローラー」でもない。
(原文:The coin that is a master of secrecy and “not the controller or the power-holder” of the currency. )

Zcashは非中央集権構造かつオープンソースのコインであり、秘匿性の高いネットワーク構造を活かした高いプライバシー性を特徴とする通貨です。表向きは宮廷での〈小評議会〉の一員でありながら、裏では諜報機関の頭として暗躍し、捉えどころのない言動でどことない得体の知れなさを漂わせるこの男は、Zcashにふさわしいと言えるでしょう。

リップル(XRP) / ジェイミー・ラニスター: ジェイミーのように、リップルは非常に優れたプレイヤーであるが、その界隈では好まれていない。
(原文:Like Jaime, Ripple is a formidable player but not liked in the crypto world.)

リップルはジェイミー・ラニスターだそうです。甘いマスクと優れた剣術に恵まれながら、「王殺し(キングスレイヤー)」というレッテルを貼られ風当りの強い人生を歩み続けるジェイミーは、仮想通貨市場では何かと嫌われがちなリップルと被るところがあります。物語の序盤はただただ嫌な奴なジェイミーですが、利き腕を切断されてから彼は徐々に変化していきます。物語の終盤、特にミアセラを救出するためにドーンへ乗り込む場面などでは、もうただの良いお父さんでしたね。

ビットコインゴールド(BTG) / スタニス・バラシオン:我こそは真の王(ビットコイン)と信じる。それでも、彼を信奉するのは一部のカルト集団のみである。
(原文: Believes that it has the claim to be the true Bitcoin; yet, looks like it just has a small cult of followers that believe in its cause.)

ひ、ひどい!(笑)いや、事実ではあるけれども!
黒魔術に傾倒し娘を黒魔術の生贄に捧げるなど物語を通じて何かと道化な言動が目立つスタニスですが、ジョン・スノウが窮地に陥った〈黒の城の戦い〉において、戦の趨勢が決しようとしたまさにその瞬間に彗星のごとく出現し、〈野人〉の軍勢を粉砕した時のスタニスは本当に格好良かった。

アイオータ(IOTA) / ピーター・ベイリッシュ: メディア戦術を駆使して人々を説得することに優れる。IOTAはこれまでなかった戦略的同盟関係を作り出してきた。ベイリッシュのように、欲しいものを手に入れるために「見逃すことの恐怖」戦術を手繰る。
(原文:Great at convincing people using media tactics, IOTA claimed to have some strategic alliances which never existed. Like Baelish — IOTA uses a mix of FOMO (fear of missing out) tactics to get what it wants from the people.

IOTA(アイオータ)は、「IoTに最も適した仮想通貨」と言われ、仮想通貨として初の送金手数料無料を実現し、技術力が高く評価されています。富士通などの大企業や台北市などとの連携を次々に実現させ、実用化に向けて加速しようとしている注目の仮想通貨です。

ネオ(NEO) / ドラゴンたち: 中国製イーサリアムとして知られるNEOは、一時期400%の高騰を観測した。…(中略)…NEOがデナーリスの生き残ったドラゴンのように生きるのか、それともホワイト・ウォーカーに屈するのかはまだ分からない。
(原文:Known as the “Chinese Ethereum” NEO was once on fire making 400% gains…It is yet to be seen if NEO will live on like Daenery’s surviving dragons or will succumb to the White Walkers.)

中国発のパブリックチェーンで、スマートコントラクトを実装しDappsやトークン発行が作れるプラットフォーム型通貨として人気を集めています。アメリカのレンディング社が行った格付けでは、ビットコインを差し置いて5位にランクインするなど専門機関からも高い評価を受けています。

ちなみに

おまけです。

規制 / ホワイト・ウォーカー: 仮想通貨の禁止と破壊のため、戦いを繰り広げる。一部の規制当局は、仮想通貨を壊滅させ、実通貨の世界への回帰を目指す。
(原文:Waging a battle on banning and destroying cryptocurrencies. Some regulators are out to ruin cryptos and bring everything back to the currency world.

「規制」こそ「ホワイト・ウォーカー」だそうです。統制のとれた成長のために規制は必要です。しかしあまりにも度が過ぎる規制は成長の芽を摘んでしまい、技術の発展を阻害します。世界規模で関係者全体での合意形成と、それに基づくバランスの取れた規制の整備が肝要ということですね。

いかがでしたでしょうか?

2つの記事にわたり、様々な仮想通貨を「ゲームオブスローンズ」の登場人物に例えた海外の記事を紹介してきました。まだドラマを観たことない方は、AmazonPrimeなどで視聴した上でこの記事を再読してみると、また違った感想を持つことでしょう。お待ちしています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。来夏(ライカ)でした。