仮想通貨

仮想通貨をゲームオブスローンズの登場人物で例えた記事が面白い

仮想通貨なんて流行ったよねぇ

こんにちは。来夏(ライカ)です。

2017年終盤から2018年にかけて、90年代のバブル経済を彷彿とさせる賑わいを見せた仮想通貨。仮想通貨アフィリエイト記事が乱立し、”Coincheck”や”Zaif”を始めとした仮想通貨取引所が最大瞬間風速的に大きなプレゼンスを獲得しました。「ブロガー」「インフルエンサー」といった職業、あるいはアイデンティティがSNS界隈を中心に定着し始めたのもこの頃でした。Coincheck社における仮想通貨NeMのハッキングによる流出事件は大体的に報道され、もはや「仮想通貨」というという言葉を知らない人はいないのではないでしょうか。

このように一世を風靡した仮想通貨ですが、なかなか種類が多くて複雑です。取引所で取り扱われいてるような主要な銘柄だけでも数十におよび、俗に言う「草コイン」と呼ばれるようなマイナー通貨を数え始めると、それこそ終わりがないくらいです。ブームの真っただ中において、掘り出し物の草コインを見つけようとして、そのあまりの種類の多さに絶望した人もいるのではないでしょうか。

これは、海外の方にとっても同じようです。日本ではものごとを説明・整理する際に「~で打線組んでみた」などといったように面白おかしく例えてみせますが、海外ではゲームオブスローンズの登場人物やストーリーを引用して説明することが多いようです。

今回は海外で絶大な人気を誇るドラマ「ゲームオブスローンズ」の登場人物になぞらえて主要な仮想通貨を説明した記事”Understanding Cryptocurrencies: Game of Thrones Edition“(直訳:仮想通貨を理解する: ゲームオブスローンズ版)を見つけたので、シェアしていきたいと思います。ドラマを見たことがある方は、ストーリーを思い出しながら読んでいってください。

分かるといえば分かる。あの通貨は、あの人物

仮想通貨と人物のマッピングをまとめた図がこちら。

Images: (1) DeviantArt; (2) http://vsbattles.wikia.com; (3) ZiNGPop Culture; (4) Tumbler; (5) FunMozar

ストーリー途中で退場していった者も含め、そうそうたる面々です。主人公格から名脇役まで、味のあるキャラで揃えている辺り、分かっている感があります。文章含めてすべて英語の記事となっていますので、次の章からは内容を意訳しつつ、要点をピックアップしていきたいと思います。

順番に見ていきましょう

まず最初はビットコインです。すべての始まりはこの通貨でした。開発されたのは2009年に遡ります。該当するキャラには、スターク家のネッド・スタークがピックアップされています。

ビットコイン(BTC) / スターク家: 玉座に君臨した正当な仮想通貨。
(原文: The legitimate cryptocurrency that came into power.)

物語の序盤で早々と退場したところも、ナカモトサトシが論文の発表後すぐに姿を消したことと類似していると、記事の筆者は述べています。

イーサリアム(ETH) / デナーリス:デナーリスのように、イーサリアムは人民のためのスマートコントラクトの力を信じ、社会から仲介者(=奴隷商人)を取り除きたいと願った。
(原文: Like Daenerys, Ethereum believes in smart contracts for the people and wants to remove the middleman chains of society.)

ちょっと無理やりな感はありますが、言いたいことは分かります。スマートコントラクトとは仮想通貨取引のためのプロトコルの1つで、第三者を介さずして信用が担保されたトランザクションを実行できるという特徴があります。ドスラキ族に人質に差し出されて奴隷同然の扱いを受けた後、物語の終盤まで一貫して奴隷解放の戦いを続けたデナーリスは、仲介者(物語では奴隷商人を意味)の排除に取り組んだという点でイーサリアムと類似しています。

ビットコインキャッシュ(BCH) / サーセイ・ラニスター: ビットコインの破壊を目論み、ナカモトサトシの正当な継承権を主張する。
Wants to destroy Bitcoin and claims to be the rightful Crypto heir to Satoshi Nakamoto.

英語らしい皮肉っぽい言い回しですね。直訳が難しいですが、「サーセイだよ!」と言えば、ドラマを視聴した人には伝わるのではないでしょうか(笑)。息子を玉座につけるためにあらゆる権謀術策をめぐらせ、権力のためなら親族の命ですらためらいもなく奪い、最終的には自ら玉座についてしまうというトンデモBBAは、筆者にはこのビットコインキャッシュを連想させるようです。

ライトコイン(LTC) / ジョン・スノウ: ビットコインのチェーンから、ソフトウェアフォークにより生まれる。…(中略)…トランザクション(剣戟)の速さは、閃光のよう。
Came out of Bitcoin’s blockchain via a software fork…Quick as “lightning” with transactions (and a sword).

続いてはライトコイン、これはジョン・スノウです。ジョンの出生に関する真実を考慮すると、納得できる部分もありますね。ピンと来ない人は、最新章を視聴するか、Wikipediaを読もう!全く関係ないですが、自分はジョンとイグリットのカップルが好きでした。ジョンが童貞を卒業した時はものすごく嬉しかった(どうでもいい)。

モネロ(XMR) / アリア・スターク: この通貨は「顔無し」であり、「黒と白の館」に関する秘密の起源を持つ。
原文: The coin that is “Faceless” and has secret origins akin to the House of Black & White.

高い匿名性が特徴であるモネロは、暗殺集団〈顔のない男たち〉のもとで修業を積み、最終的に「誰でもない者」と認められたアリアが最もふさわしいと言えます。しかしその匿名性の高さ故、モネロは仮想通貨に関する犯罪には頻繁に関与してきます。この辺りは私の専門とも被ってくるところですので、今度記事にしようと思います。

意外とたくさんいた(笑)

ここまで5種類の主要な仮想通貨と、連想されるキャラクターを紹介してきました。参照元の記事ではまだまだ続きます。書き始めたら、思いの他たくさんの通貨が紹介されていました。筆者の仮想通貨とゲームオブスローンズへの愛を感じます。次の記事では、よりマイナーな仮想通貨にも言及していきたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。来夏(ライカ)でした。